2000年02月23日
お久しぶりです。みーちゃんでーす！！
姫が風邪ひき真っ最中なので大変ですが、やっとやっと今年の分を書き始められました。
今年もよろしくお願いしまーす。
さてさて悲惨なトイレ事件の次の日は、我が子に初めての母乳を与えることになっています。
しかーーし、母乳を与える前にしなくてはならないこと、それは恐怖の母乳マッサージ！思い出すだけでも、あーーーーーー嫌だ。
独身の方々は、ただ赤ちゃんに母乳を飲ませるという行為だけは知っていると思うが、その裏で涙ぐましい努力をしているのだ！お母さん達みんな、ぴゅっと母乳が出ると思ったら大間違い！
私が入院していた病院は、午前１１時と午後３時、そして午後１１時の一日３回の母乳が義務だったんだけど、午前１０時頃に看護婦さんがやって来て、お湯入りのバケツとタオルを持ってきた。遠山の金さんのように、タオルを濡らしてピシッって叩くのかな？とか思ったりしたんだけど、違う行為・・・（お好きな方分かりますよね。うふふ）になっちゃいそうだなぁと考えていると、「このタオルで胸を暖めてね」と言われた。そりゃそうか。
「そろそろいいかな？じゃあ、いくわよ」と、かけ声をかけられ緊張した。女の人から襲うときは、こういうセリフを使うのかな？でも、その緊張はすぐに解かれた。
「うぎゃぁーーーーーー、いったーーーーい！！」看護婦さんが乳腺をゴリゴリ揉みほぐして、「こういう風にしないと、おっぱい出ないのよ！」と言われ、もうおっぱいなんか出なくていい！解放してくれ！ちぎれるーーーーって思った。
「出産するよりはいいでしょ？」って、今それと比べるのはずるい！！悪魔めーーー！！
乳腺の次は、乳首をこれでもか！！っていうぐらい引っ張る。看護婦さんが言うには、乳首の先を柔らかくするためだそうだが、乳首だけがプチンと取れてしまいそうだ。こんな拷問ありそうじゃない？
「よし、これでいいわ。あとは自分でやっておいてね。」と言うと、すたこらさっさと去っていった。こんな痛いの、自分でやれるわけないじゃん！！
悪魔に魂をとられたようにボーーっとしてると、ベットの両隣の人が「すごかったね。そんなに痛いんだぁ、嫌だなぁ」と言ってた。犠牲者はこれからも増えていく・・・
母乳マッサージをやると、おっぱいがパンパンに張ってくるらしいんだけど、私のはただ痛いだけでそんなに張らなかった。ううっ、哀し・・・
午前１１時、授乳室で愛娘長女Ｈ氏ちゃんとのご対面。その頃はまだ「長女Ｈ氏」という名前にしようとは決めてなかった。「沙姫」（ダーリンの一押し）、「さくら」（私の一押し）その他何個か名前があがっていたので、私は自分の赤ちゃんを「赤ちゃん」と呼んでいた。我が子を初めて抱いた時「かわいい」より「うっ、重い・・・」だった。
乳首を清浄綿で拭いて、さあどうぞって感じでくわえさせた迄はよかった。どんな感じなのかな？とは思っていたけど、こんなに痛いもんだとは思いもしなかった。赤ちゃんの吸う力ってすごい！例えば駄菓子屋さんにある、ゼリーが入った飲み物を一気にチュウーッと吸ってる感じ、また私の方は吸われてるゼリーの感覚かな？わかる？
そうそう、キスマークを付けてる感じと付けられてる感じだよ、きっと・・・
授乳は１０分おきに右左替えて２０分間やり、無理矢理ではないがその間にげっぷをさせて、終わってからもさせる。それが終わると赤ちゃんの体重測定だ！最初と最後に計り、その差でどのぐらい母乳を飲んだか判断するためである。
姫に母乳を与えている時間、暇だ・・・ふと周りを見てみると、我が子にうっとりしている人もいれば「○○○ちゃん、いっぱい飲んでくだちゃいね」って、赤ちゃん言葉で、付けたばかりの名前を必死に呼んでる人もいるけど、みんなおっぱい丸出しなんだよね。これってけっこう笑える光景だよ。聖母マリア像？ウソウソ！そんな神聖なもんでもないよ。私なんかおっぱい観察してたもん。この人乳輪がデカイとか、黒いとか垂れてるとか・・・
たまたま看護婦だっただけで、どこにでも五月蠅いおばさんっているよね。髪は結べ、耳は出せ、爪は切れ、前髪まで五月蠅く言うんだよ！赤ちゃんの為とか言ってるけど、そんなの自分の判断でわかるわい！！でもまあ、この病院を選んだんだからしょうがないけど
・・・なんて言わないよ！嫌なものは嫌！
まったく、みーちゃんはわがままだな。と思った人！そのとうり！！
とまあ、こんな感じで初日の授乳を終えたわけだ！
“長女Ｈ氏”
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“長女Ｈ氏”
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