1999年12月01日



 みーちゃんでーす。
 今までこのページはダーリンが書いてましたが、忙しそう?なので、私が替わって我が愛娘長女H氏の成長を記録していきたいと思います。

 出産済みの人、まだの人、奥さんいる人、逃げられた人、ダーリンのページだけでなく、みーちゃんのページも見て下さいね。(のろけさせていただきます。)


 ダーリンとつき合いだしたのは9月、式場を決めたのは10月、長女H氏を身ごもったのが11月、なに事にも速急でした。
 「出産なんてたいしたことないだろう」と思っていたのに、身ごもってからは、さあ大変!

 やって来ました噂のつわり!よく雑誌に載ってた3つのつわりの中で、私のはずーとムカムカするダイプだった。ちなみにあとの2つは、空腹になるともどしてしまうタイプ(これじゃなくてよかった)と、ひたすら吐きまくるタイプがあるそうです。
 よく、妊娠すると食べられなかった物が食べられたり、今まで食べれた物が食べられなくなったりするって聞きますが、私もありました。
 いきなりタマネギが食べれなくなり、お肉派の私が魚派になったりして、あとはお酒は飲めないのに無性に飲みたくなったりした。
 何はともあれ、何とかつわりを脱出すると、次にやって来るのがお腹の圧迫感!
 9ヶ月ぐらいになると苦しいわ、トイレは近いわで大変。
 イライラも募り、同じ体勢でしか寝れない私は、うつぶせで寝てるダーリンを殺してやろうかと思ったほどです。

 あと、妊娠してわかったんだけど、電車に乗ってて絶対に席を譲らないのがサラリーマン!!!
 おじいさんやおばあさん、コギャルや顔グロの男子高生まで席を譲ってくれるのに、あいつらはなんなんだー!!お前も妊娠してみろ!!って思うよ。
 「俺だって疲れてるんだよ」って思ったやつ、おとといきやがれ!!



 10ヶ月に入ると「ああ、あと10日かなー」って思ってたけど、全然産まれない。
 先生に「来週になっても産まれなかったら、陣痛促進剤を打ちます」って、まるで「お便秘気味だから、下剤でスカーっと出しちゃいましょう」みたいに軽く言われて、初産だから怖いし、できるだけ自然に産みたいなーって思ってた矢先、予定日を8日間過ぎた私の体に変化が起きました。

 夜、破水がきてすぐ入院。でも全然陣痛が無かったので、そのまま待つことに・・・ちなみにダーリンは、自宅待機。
 しかし、待っても待っても弱ーい微弱陣痛しかこなかったので、心の中で「痛い痛いと聞いてたけど、こんなもんなら私でも我慢できる。陣痛が軽い人もいるしなー」と思いながら、ガーガー寝てました

 朝になり、昼になると、さすがにダーリンも痺れをきらして病院に確認の電話をしてきて、私が「まだまだだね、こりゃ」というと安心したようでした。
 いつもながら、やさしいダーリンだなと思う反面、このチャンスを狙って、どっかで何かしてるんじゃ・・・とも思いました。
 また夜がやって来て、陣痛も少ーしアップしたけど軽い軽い!
 看護婦さんが来て、「どう?」と聞くので、私は素直に「痛いです」と言うと「笑えるようならまだまだね」と言って消えていき、少しムカっとvきた。

 夜遅くなると陣痛がかなりグレードアップ!
 うーんうーんと唸りながらも、トイレはやっぱり近い。破水にも第一段階と第二段階の2つがあるらしく、二段階になると血が出てくるらしい。
 ついに私にも二段階目が来たので、必死にナースコール!でも全く来ない。「何してんだ、ばかやろう!!」と思う気持ちを親指に集中させ、今までゲームのコントローラーで成し得なかったパンチが出るかと思うほどの連打をスイッチに浴びせ、看護婦さんを待った。
 しかし、私の負けである。対戦相手は強かった・・・

 ありがたいことに、可哀想だと思ったのか、隣のベットの人が看護婦さんを呼んでくれた。
 「やっと産まれるー」と少し穏やかな気分になったのも、つかの間で「まだねぇ」と看護婦さんの冷たい一言ですごくムカついた
 取り敢えず分娩室に移されたが「これから5〜6時間はかかるわね」と言われ、途方に暮れた。だって、入院してから15時間ぐらいたってるんだぞー!
 普通、産まれる時3〜5回ぐらいいきむ(りきむといきむは違います)と出てくるらしいんだけど、よっぽどお腹の中が気に入ってて出てこない!しかも陣痛がピークに達し、のたうちまわる始末。
 結局何十回もやって「おぎゃー」って出てきた。一番最初の感想は「やっと、終わったー」だった。20時間も頑張った私を誉めてあげよう。
 ということで、1998年8月7日午前6時28分 3400グラムの長女H氏ちゃん誕生でーす。




つづく



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