過ぎ去りし “戯れ言” 2003年 冬




2003年12月3日(水) 〜 Bフレッツ

 ケーブルテレビのシステム変更で、CS系チャネルもセット・トップ・ボックス以外では視聴ができなくなりました。わが家は3台のセット・トップ・ボックスを契約していますが、肝心のリビングには入っていません。セット・トップ・ボックスをもう一台契約するつもりでしたが、みーちゃん氏がスカパー!にしたいと言っています。試聴番組は限られてるので、スカパー!の方が却って安くなるかも知れません。CATVでは視聴できない番組で、観たいのもありますしね…。
 ってことで、先週辺りからスカパー!について調べてました。流石にこなれてて、一部の家電メーカは専用チューナ市場から撤退、ソニー一社の独占体制になりつつあるみたいですね。後は韓国の HUMAX ですか?
 スカパー!の口コミ情報って、意外に少ない。結局、2chで情報を集め、製造終了で投げ売りされているらしい東芝の CSR-B5ST あたりを購入することにしました。
 いつもの家電量販店へ行くと、予定通り CSR-B5ST が \9,800 で特売中。しかも、5千円のキャッシュバックキャンペーン中です。在庫が無く、明日入荷とのことで、早速予約。みーちゃん氏の思惑通りになってしまいました…。

 夕方、Bフレッツ工事。キャンペーン中で、工事費はプロバイダ持ちです。先月上旬に近くの電柱までは、NTT がファイバケーブルを引き込んで来ました。旧い裏通りで、住民の高齢化が深刻な界隈なのでか、まるでわが家専用に引かれたような FTTH 回線です(笑)。
 工事は小一時間で終了。メディアコンバータから直にLANで繋がれたXPのノートパソコンでは、フレッツの測定サイトを使って 46.5Mbps の速度が出ています。しかし、WHR-G54 越しにぶら下げたわが家の各PCは、設定の最適化や性能の良い NIC への交換をしても 25Mbps 程度ですね。速いに越したことはありませんが、満足しています。



2003年12月2日(火) 〜 フレッツツール

 申し込みから丸4ヶ月待たされて、やっと明日工事です。工事前調査から2ヶ月も経過しています。その間、工事予定日は3回延期されているのですが、NTT−MEからは一切連絡がありませんでした。こちらから問い合わせる度に延期されていくという体たらく…。しかも、工事予定日を以前使っていた携帯の留守電に入れられてました。いつも自宅に電話をお願いしてたのですけどね…。新しい携帯の番号も伝えていたのですが、データベースの訂正はされていなかったようです。それにしても、留守電に入れて連絡終わりと考えるのもねぇ。一週間もレスポンスが無いのに再確認もしないし、困ったものです。流石は“みかか”系列ですね。一所懸命やっている社員の皆さまには申し訳ありませんが、世間の見方を変えることはなかなかに難しいのです。

 郵便速達でフレッツツールが送られてきました。BフレッツやADSLは PPPoE でログインするため、Windows XP や Mac OSX 以前の PPPoE をサポートしないOSで PPPoE を使えるようにするための専用アプリケーションです。
 わが家の場合は、無線ルータを介してBフレッツを利用します。メルコの WHR-G54 を使っていて、このルータが PPPoE でBフレッツにログイン出来るようになっているので、PCは PPPoE をサポートしている必要がありません。つまり、フレッツツールは不要なのです。そして、TCP/IP で WHR-G54 に繋がっているすべてのPCから、一つのユーザIDで同時にインターネットへアクセス出来ます。と、後で気付きました(苦笑)。
 実は当初の工事予定が9月末だったので、8月末には WHR-G54 を用意したんですよね。で、その時はちゃんと認識してたのに、日が経ちすぎて忘れてました…。そんな訳で、入れなくても良いフレッツツールをすべてのPCへインストール♪
 いやぁ、フレッツツールを入れたら、メインPCが起動しなくなっちゃった…。再起動がうまくいかなくって、リセットしたのがいけなかったんですけどね(笑)。それでもセーフモードで起動できたので、レジストリを復元してなんとかリカバリ。速攻フレッツツールをアンインストールしました。その後、ルータが PPPoE ログインするからフレッツツールが不要だと気付いて、他のPCからもアンインストール。レジストリなどもお掃除したけど、ゴミは残ったろうなぁ…。う〜ん、失敗失敗。つまらない時間を割いてしまいました。

 プロバイダやメルコ、Bフレッツの各HPで設定方法を再確認。明日の開通に備えて、WHR-G54 の設定を粗方した次第。



2003年11月25日(火) 〜 ピアノとか

 PX-100 は先週末に届きましたが、長女H氏はそれほどよろこばなかったですね。ピアノが欲しいって訳ではなかったから仕方ないか。
 そうは言っても練習はしやすくなって、みーちゃん氏に監督されて課題曲の練習に励んでました。「つなわたり」という曲で、H氏には難度が高いようですが、今までの成果はそれなりに現れているようです。
 PX-100 のタッチはとても良い感じだし、課題曲は玩具のピアノで練習できるものでもないようなので…。それにしても、親の勝手な押しつけとは言え、もうちょっとよろこんで貰えると嬉しいんだけどね(苦笑)。



2003年11月24日(月) 〜 キャラクタショー

 長女H氏の耳下腺炎は小康状態。って言うか、おたふく風邪じゃなかったのかな?発熱もなく、腫れもすっかり引きました。
 テレ朝系でやってる『アバレンジャー』のショーが郊外のスーパーマーケットの屋上であるとのこと。H氏が以前から楽しみにしてて、体調も良さそうなので連れてくことに。

 今にも泣き出しそうなお天気ですが、開演30分前には仮設ステージ前が埋まってます。う〜ん、出遅れたな(苦笑)。H氏の幼稚園のおともだちも来てて、彼らの席のとなりに陣取りました。が、おともだちくんは先の部を見たせいか、放浪の旅?に出てましたけどね。男の子もおもしろいなぁ。

 ショーは30分で、怪人に手下1名、アバレキラーに黒い甲冑のが悪役グループ、アバレンジャーはブラック入れてやっぱ4名で殺陣中心の寸劇仕立てでした。毎週欠かさず番組を見てるH氏は、かなり楽しめた様子。挙げ句、ショーの後に有料の記念撮影会までせがまれて…。たまには、こゆのも良いかな?



2003年11月22日(土) 〜 耳下腺炎

 朝、長女H氏が耳の痛みを訴えてます。また中耳炎?って感じですが、耳下の頸部に腫れがあるのでおたふく風邪かも知れません。行きつけの小児病院へ連れて行きました。
 耳下腺炎は間違いないそうですが、いわゆるおたふく風邪かどうかは不明。発熱もないので、様子を見てくださいとのことです。幼稚園では流行ってないので、おたふくじゃあないとは思いますが、どうでしょう?

 そういえば、水疱瘡になったのも去年の今頃だったような…。しかも、幼稚園じゃ流行ってなかったんですよね(苦笑)。
 クリスマス会はじめイベント目白押しの年末です。流行病なら早めに罹って、イベント前に完治させたいですね。



2003年11月21日(金) 〜 暴走

 次女H氏が静かだなぁって思ってたら、オーディオアンプから真空管をむしり取って遊んでました…。
 子供たちのプレイルームにしてる部屋に間借りしてオーディオセットを置かせて貰ってるので、叱るわけにもいきませんね(苦笑)。とは言え、それ以上壊される前に彼女を抱き上げました。

 被害にあったのは、左チャンネルの ECC83 と 6240G が各1本。引き倒して、ソケットから外されていました。稼働中ではなかったので、H氏が火傷しなかったのは幸いです。
 さて、見事に端子が折れ曲がった真空管。でも、折損は免れています。本来ならテスタで動作確認すべきですが、道具も知識もありません。無知故の大胆さ。取り敢えずラジオペンチで慎重に曲がりを直してソケットに納め、アッテネータを絞って電源を入れると、各管のヒータが灯りました。
 CD から信号を入れてアッテネータを開いてゆくと、いつも通りの音楽が!ほっと一安心も束の間、対応する出力管のプレートが赤色化…。暴走してますねぇ。

 出力管は 6550A で、比較的暴走しやすい球との評判です。実は暴走するのは今回が初めてではなくって、暴走癖(笑)のあるアンプと言えるかも?でも、電源を入れ直すと暴走しないので、こんな状態で10年以上使っている次第(苦笑)。
 今日は様子が違ってて、電源を何度入れ直しても暴走は止まりません。いよいよ駄目みたいですね。ラックスに修理依頼するしかないかなぁ…。
 その前に、6240G が左右両チャンネル合わせて4本使われてるので、入れ替えて様子を見ることにしました。これまた素人判断ですね。真空管は個体間の特性のバラツキが結構あるので、管を交換したら再調整が必要とされてますから…。
 とは言え、真空管は交換を容易にするためにソケットを介して接続されています。個体のバラツキはある程度の許容量をもって設計されている筈ですよね?そんなわけで、壊れることは無いでしょうってことで…(笑)。
 球を入れ替えると、Y氏に引き抜かれた 6240G に対応する 6550A が必ず暴走することがわかりました。その 6240G に異常があるのでしょう。しかし、6240G のソケット4カ所の内、1カ所だけ暴走しない箇所がありました。取り敢えず位置の履歴だけ控えて、このまま使うことにします。オークションなどで出物があったら、予備を求めることにしましょうか…。



2003年11月20日(木) 〜 雀荘の如き

 郊外のガストに行ったら、紫煙が渦巻いてました…。これじゃあ、禁煙席の意味はないですね(苦笑)。髪にも服にもタバコの臭いがついちゃって、勘弁してよって感じ。店員によれば、換気装置がなくって、喫煙者が多いといっつもこんな感じなのだそうです。店舗の設計もマニュアル化されてると思いますがねぇ。マニュアルの不備ですね。

 臭いってのは、慣れてしまうものです。海外へ行くと、タラップに立ってその土地独特の匂いを感じますが、すぐに気にならなくなってしまいますね。タバコを吸わなくなって、初めてタバコが強烈に臭いものだと知りました。ペットを飼ってる家も大抵臭いものですが、その家族は臭いということを感じていないことが多いです。わが家も次女の紙オムツを密閉されていない容器に捨てています。きっと臭いんでしょうねぇ。感じませんが…。

 国の第三次健康増進活動「21世紀における国民の健康づくり運動」、いわゆる健康日本21では、具体的なタバコ対策が提言されて、公共施設の完全禁煙化が急速に拡大されていますね。そもそも、小中学校で喫煙が許されていたこと自体が驚きですが、公共施設から紫煙が無くなるのは、タバコを吸わない者にとっても施設にとっても喜ばしい限りでしょう。かといって、喫煙衝動はなかなか抑えられるものではなく、喫煙場所の設置も不可欠な訳ですけど。重要なのは完全な分煙化で、それによって分煙をするための費用も明確となります。その費用が喫煙者の環境負荷とも言え、当然ながら喫煙者が負担すべきものと定義できますね。

 公共施設と同じように、せめて飲酒を目的としない飲食店の完全禁煙化も進んで欲しいものです。食後の一服は至福ですが、タバコを吸わないものにとって、副流煙は迷惑なだけでなく煙害とする判断が拡がりつつありますね。今後、子供連れでガストへ行くことはありませんが、換気装置や空気清浄機が設置されていても、喫煙席から漂う臭いは迷惑で、店員が来る度に彼らの衣服に染み付いたタバコ臭には辟易しきり。健康日本21で民間施設の完全禁煙化が進めばなぁって、ついつい希望する次第。



2003年11月19日(水) 〜 電子ピアノ

 長女H氏は来月下旬にピアノの発表会なのだそう。課題曲の譜面を貰ってきましたが、彼女には手に余る感じです。しっかり練習しないと弾きこなせないでしょうけど、練習用のピアノはミニ鍵盤の鉄琴ピアノで、25鍵盤しかありません。両手を使うようになって、練習用としても役不足になってきました。そこで、新しく練習用に電子ピアノを購入することに。

 以前からピアノの購入計画はあって、住宅密集地に自宅があることや、設置スペースやお手軽さなどから電子ピアノを選ぶことは決まっています。
 当初は木製鍵盤仕様のカワイ製電子ピアノシリーズが最有力でした。しかし、H氏のピアノに対する熱中度がイマイチなのと、将来的にアコースティックモデルが欲しくなるかも?ってな理由で、より安く、しかも基本的な部分はしっかり押さえたモデルを探すことになりました。

 インターネットで調べたところ、カシオの電子ピアノは実売価格が低く、それでいて良く出来ているようです。とは言え、実際に触ってみないと決められません、みーちゃん氏とふたりで電気店を中心にサンプル機を見て回りました。
 カタログスペックと実売価格からは、カシオ PL-40R が気に入りました。また、新しいプリヴィア・シリーズもコストパフォーマンスは随分高そうですね。

 実際に触ってみて、プリヴィアの最廉価機 PX-100 に決めました。他社製も含めて、実売20万円以下の電子ピアノの中で一番キータッチがみーちゃん氏好みだったのです。機能的には同シリーズの PX-300L が魅力的。でも、同じシリーズでありながら、キータッチは随分違いました。光ナビゲーションメカニズムの為でしょうか。剛性不足がタッチに現れてしまっています。
 PX-100 のキータッチは、電子ピアノとしてはかなり重い方ですね。ダンパーが利いていて、特に鍵盤の戻り方がグランドピアノっぽいです。
 PL-40R は、プリヴィアと比べるとタッチがちゃちな感じです。機能が高いしデザインも気に入ってたので残念ですが、キータッチがあれほど違うと選定から外さざるを得ませんでした。
 
 プリヴィア・シリーズは PL-40R などに比べて同時発音数が半分の32音という不満はありますが、長女H氏の練習用としては当面大丈夫だと思います。兎に角、キータッチが素晴らしく、それでいて安価っていうのが魅力ですね。実売 \42K ですから、予定の半額以下でした。本体もコンパクトですし、使い勝手も良さそうです。
 生憎と在庫が無く、週末に配達をお願いしてあります。長女H氏は気に入るでしょうか?到着が楽しみですね。



2003年11月18日(火) 〜 実習

 先月に合格発表があって、みーちゃん氏と二人して取得できたある国家資格の免許交付と、それに伴う講習会に行って来ました。
 講師に言わせると、この講習会はあまり意味が無く将来的には廃止になるだろうとの事です(苦笑)。慥かに講義は無意味かな?でも、実習はなかなかありがたいものでしたね。他の合格者は知りませんが、こっちはテキスト読んだだけでテストに合格したクチなので、実技は伴っていないから…。

 講習会の間は、次女Y氏を母が面倒見てくれてました。父母は共に職人で共働きだったので、ボクは近所の老夫婦に面倒を見てもらっていました。幼稚園に行くようになってからは、ほとんど子供だけで遊んでいた記憶があります。その老夫婦はボクが幼稚園に行く頃に亡くなったそうで、ずいぶんかわいがられたそうですが、まったく憶えがないのを申し訳なく思うこともあります。
 当時は両親の終業時間が遅く、ボクは近所の一つ下の歳の子の家に入り浸っていましたね。貰湯して、夕食までご馳走になることもしばしばでした。その子とは中学以来没交渉ですが、ボクらがまだ東京に住んでた頃に日電の部長職ってな噂を聞いたので、随分優秀な青年になった様ですね。慥か電通大出だったと思うのですが…。部長ってのは出向先でかな?
 尤も、親父さんが当時フランス語を解するほどでしたから、血筋も良いのでしょうね。と、急に幼児期の思い出が想起されるなんて、どうしたことやら?(苦笑)
 そうそう、母T氏はそんな訳で、二人の子供がありますが、赤ちゃんの子育てってのを経験していないそうです。そんなことも、今まで聞いたことはありませんでしたね。そう言えば、ワールドカップ・バレーに興じる母は、若い頃にバレーをやってたなんてことも、みーちゃん氏を通じて知った様な…。我ながら薄情なものですなぁ。
 ですから、孫の面倒を見るのはとても新鮮なのだそうな。と、あまえるわけですね…。



2003年11月15日(土) 〜 ObjectDock と DirectX

 ObjectDock の話題が続きます。情けないことに多忙で、寸暇に PC 触るくらいしか楽しみがないんですよね…(苦笑)。

 Orchis のお陰で、ObjectDock が CPU 利用率 100% のまま解放しなくなるという現象の発生頻度が減りましたが、完全に無くなったわけではありません。例えば、エクスプローラで縮小画像を表示していて、アイコン表示に切り替えると不具合が現れたりします。常にエクスプローラがらみで、別のファイラーを使えば完全に不具合現象が無くなるかも知れません。シェルも変えてしまうと良いかな?
 とは言え、エクスプローラは使いたいので、対策は他に求めることとしました。

 先日、 エクスプローラのスタートメニューが表示されている際の ObjectDock の不具合の再現性を確認したところ、DirectX Control Panel で DirectDraw のオプションを変更すると、不具合の発生頻度が変わることが分かっています。そこで、エクスプローラを使用中でも ObjectDock の不具合が出ないよう、DirectDraw オプションを最適化してみました。

 デフォルト設定に対して、Debug Level を1目盛分 More 側に上げ、Enable Multi-Monitor Debugging にチェックを付けると、不具合の発生頻度がかなり下がります。完全に無くなる訳では無いのですが、スタートメニューを使わずに Orchis などで代替していれば、実用上問題ないレベルです。仮に不具合が出ても、画面のプロパティを出して、『効果』タブの『ウィンドウの内容を表示したままドラッグする』のチェックを外して適用したり、その逆を行えば ObjectDock はCPUを解放します。発生頻度も低く、致命的な不具合とも言えないので、このまま厭きるまで ObjectDock を使ってみたいと思います。



2003年11月14日(金) 〜 Orchis でスタートメニュー

 またまた ObjectDock についてです(苦笑)。わが家の環境では、スタートメニューと ObjectDock とを併用できません。フックの不具合か?、スタートメニューを表示すると、ObjectDock がCPUを100%占有したまま解放しなくなってしまうのです。そこで、アプリケーションランチャソフトでスタートメニューを代用しようと考えました。なにせ、ObjectDock をタスクバーの代わりに使うものですから…。

 スタートメニューと似た、階層型ポップアップメニューを作るランチャは幾つもあります。ところが、スタートメニューの様に、自由にメニューの順番を変えられるランチャは限られています。また、任意のショートカットから特定の位置にポップアップメニューを展開できるランチャとなると、なかなか見つかりません。
 検索の結果、黒田剛さん製作の「ランチャ&ファイラ統合ツール Orchis 2.1」が希望する条件のほとんどを満たしていることが分かりました。ObjectDock & Orchis

 画像は現在の状態。Orchis のお陰で、ObjectDock も使えるレベルになりました。
 尤も、ObjectDock はアニメーション動作時にとてもCPUパワーを使うソフトで、しかもタスク優先度が高いようです。外部入出力とシンクロさせるリアルタイム処理が必要なアプリケーションが動作中に ObjectDock を使うと、アプリケーションの処理が中断してしまうこともあります。ビデオキャプチャや MIDI などを使う環境では、ObjectDock は今のところ使い物にならないと思いますね…。

 尚、スタートメニューは常に同じ場所でポップアップします。Orchis では、ホットキーを使って同じ位置に表示させます。そのため、Windows Script Host で Orchis のホットキーを送出するスクリプトを作って、ObjectDock のショートカットに当てています。



2003年11月13日(木) 〜 ObjectDock ふたたび

 DirectX Eradicator のページに DirectX Control Panel がアップロードされています。SDK に同梱されているものだと思いますが、DirectX 5 〜 9 までが一緒になっているので入手元としては便利ですね。
 この DirectX Control Panel を使えば、DirectDraw の効き方を調整できるようになります。この辺りの調整で、ObjectDock の不具合を改善できるかも知れません。

 結論としては、DirectDraw の Advanced Settings で Debug Level を調整すると、CPU 利用率 100% のまま解放しなくなるという現象の発生頻度が減ることは分かりました。しかし、完全に無くなる訳ではなく、まだまだ実用に耐えられる状態ではありませんね…。次の手を考えましょうか。

 今回の実験で、スタートメニューが表示されていると不具合モードに陥ることがわかりました。エクスプローラのファイラー部などと ObjectDock との相性は悪くないようです。しかし、スタートメニューが画面に現れている状態で ObjectDock が動作すると、タイミングによってスタックしてしまうのです。
 タスクバーを上部に置いてスタートメニューを多用するので、ObjectDock を使うとスタートメニューが使えないんじゃ困ります…。実は、タスクバーの代わりに ObjectDock を使う予定だったんですよね。ObjectDock を画面上部に置いて、左端にスタートメニューを起動するためのショートカットボタンを置くってな感じ。スタートメニューを起動するショートカットには、Windows Script Host (WSH) を使った VBS ファイルを作って利用します。しかし、スタートメニューを起動して使っている度に ObjectDock がCPUを占有したままになってしまうんじゃ、ダメダメですね(苦笑)。


 今月は忙しい毎日が続いていますが、木曜日は特に大変です。風邪に気をつけなくっちゃね♪



2003年11月12日(水) 〜 DirectX アンインストール

 ObjectDock で遊ぶために DirectX 9.0b をインストールしたサブPCですが、DirectX 8.1b に比べて MPEG1 の動画ファイル再生が随分重くなりました。
 DVD 録画全盛のご時世に時代遅れと言われそうですが、わが家は相変わらず MPEG1 でビデオ録画するケースが多いのです。今のところ DirectX 9 の必要性は全くないため 8.1b に戻したいと思っても、DirectX はアンインストールはおろか前のバージョンへ戻す機能もありません。
 でも、不便と思う人はやっぱりいて、非公認ツールですが DirectX のアンインストーラがいくつか存在します。その内、DirectX 9 のアンインストールにも対応している DirectX Eradicator 1.09 を使ってみました。英語ソフトですし、そもそもアンインストールできないとされる DirectX を削除しようというツールですからリスクはあります。まぁセカンドPCですから、最悪はシステムの再インストールも致し方ないでしょう(苦笑)。

 DirectX Eradicator で簡単にアンインストールされて?って、慥かに簡単でしたが、アンインストールされた訳ではなく、DirectX 7 に戻っていました。しかも、いくつかの DLL が足りない状態です。とは言え、目的は DirectX 8.1b へ戻すことですし、Windows 2000 自体はきちんと起動したので、今一度 DirectX 8.0 へアップデートし直しました。8.1b よりも 8.0 のパフォーマンスが良ければ、このまま使うし、変わらなければ   DirectX 8.1b へ戻すつもりです。そして、結局は 8.1b に落ち着きました。
 これで MPEG1 の再生が異常に重いのも改善して、やれやれです。そもそも構成が旧すぎるんですよね(笑)。



2003年11月11日(火) 〜 ObjectDock

 Stardock の ObjectDock をダウンロードしてサブPCにインストールしてみました。
 ModyDock と LSDock もダウンロードしましたが、ModyDock は日本語が文字化けしてしまうらしく使う気になりません。LSDock は LiteStep シェルを使うため、別の機会に試そうと思っています。

 ObjectDock はすんなりインストールできました。動作が重いといった評価がありますが、Celeron 1.2GHz と RIVA TNT の組み合わせで十分使えます。マウスオーバーでうねうねとメニューが拡大縮小する様は、まさに OSX のドック!う〜ん、愉快愉快…。
 ところが、使っている内に Windows 全体が妙に遅くなる現象が出ます。タスクマネージャで確認すると、ObjectDock の CPU 利用率が 100% になったままです。仕方なく強制終了すると CPU は解放されました。同様な不具合が無いかネット検索したところ、2ch の掲示板で RIVA TNT 2 利用者がやはり Win2k 環境で全く同じ不具合に遭遇しています。DirectX を 9.0 へアップデートすると良くなるとのコメントもあって 9.0b へアップデートしましたが、不具合は改善しませんでした。
 ObjectDock は専用エンジンで表示するモードと GDI も併用するモードとがあります。どちらのモードでも不具合が発生します。サンプル数は少ないですが、どうも RIVA TNT と相性が悪いような…。ドライバがアップデート出来れば良いのですが、ビデオ編集用の特殊なボードで汎用ドライバを使うことが出来ません。ObjectDock の利用は諦めるしかなさそうです…。

 夜になって、ObjectDock がアップデートされていました。早速試してみましたが、CPU を占有したまま解放しない不具合は改善されていませんでした。おもしろいことに、画面のプロパティの効果で、「ウィンドウの内容を表示したままドラッグする」や「すべての色を使ってアイコンを表示する」の項目を変更すると一旦 CPU が解放されます。そのため、表示関係の不具合なのは間違いなさそうですが…。
 おもしろいツールだけに、使えないのは残念です。仕方なく MobyDock を試してみましたが、こっちは起動すらしませんでした。環境が古すぎるのかも知れませんね。



2003年11月10日(月) 〜 Y'z Dock

 Mac の OSX にランチャー兼タスクマネージャとして用意されているドックを模倣したツールがあるとのことで、幾つかダウンロードしてみました。一番良くできているのは日本製の Y'z Dock だそうですが、「Apple OSX のドックの様な…」なんて紹介が日本の著作権法に引っかかったそうで、開発中止並びに公開禁止となっています。どちらにしても Windows XP 専用で、ボクには使いようがありませんけどね。

 ケータイの待ち受け画面や着信音を変えるのはポピュラーでしょう?同じように、Windows の壁紙を自分好みに変える人は多いと思います。更にカーソルのデザインを変えたり、ウィンドウやダイアログボックスの色使いを変えたり…。こういったことを Windows のカスタマイズと言いますが、エスカレートすると専用のソフトウェアを使って自分好みにカスタマイズしたくなります。
 そんなソフトウェアの中で最もエキサイティングなものが、Stardock の WindowBlinds でしょう。このソフトウェアを使うと、ウィンドウのデザインそのものを変えることができるのです。
 WindowBlinds には数年前にはまって、こんなサイトもつくりました。紹介しているデスクトップは、今でも使っています。ユーザープロファイルで簡単に切り替えられるので、便利なんですよね。

 Y'z Dock を知って、カスタマイズ熱がちょっぴり高まりました。OSX ライクなデスクトップをつくった際、ドックを再現するソフトがイマイチだったのです。それが心残りだったんですよね。
 Y'z Dock は、ほぼ OSX のドックに近い動きと働きをして、しかも十分にタスクバーの代わりとなる完成度の高いソフトウェアとのこと。Windows XP 専用で配布禁止になっているので試すことはできませんが、Y'z Dock があるなら、同様なソフトウェアがあるのでは?ってことで探してみると、Stardock の ObjectDock や Aqua-soft の Mobydock、LiteStep 0.24.6.1 をベース拡張した LSDock を見つけました。どれも Windows XP 並びに 2000 専用となっています。
 サブPCが Windows 2000 ですから、このプラットホームでドックを試してみようかなって思っています。



2003年11月5日(水) 〜 DS

 結局、今朝4時頃に帰宅。あまりに疲れ果てて、長女H氏は幼稚園をお休みさせてしまいました。強行軍は報われない努力になってしまいましたね。リスクばかりでメリットのない無理はするべきではないと、毎度の反省です。

 日本のDSから、USのDSオンラインから買った商品の不具合返品ならびに返金処理を代行する旨の回答がありました。店舗へ行けないため、着払いで送って、後日指定口座に返金という手順です。
 並行輸入したフェラーリを、コーンズ&カンパニーへ返品するようなものですから、一般的な処置ではないですね。でも、コーンズと違って、同じブランド名で販売を行っている以上、資本は違えど同じサービスを顧客に提供するというのが、DSの考え方なのでしょう。ありがたいことです。



2003年11月4日(火) 〜 クリスマス・ファンタジー

 今日からTDLはクリスマスです。イベント初日は記念品を配ったりすることもあって、連休明けの平日にもかかわらず朝から人でごった返しています。
 昨年からショーの席が抽選予約制になったそうで、事前にお友だちから教えてもらって、入場してすぐにクリスマス・ファンタジー・ショーの予約席抽選の列に並びました。朝一だったので、15分ほどで抽選に漕ぎ着け、夕方の回を希望したところ、見事に最前列をゲット出来ました。ラッキー♪

 今年はイッツ・ア・スモールワールドが初めてクリスマス専用に飾り付けられて人気を呼んでいます。クリスマス期間限定だそうで、臨時のファストパスまで準備されていました。
 尤も、人形が着ている服がクリスマス仕立てだったり、音楽がクリスマスソングになっていて、クリスマスにちなんだ飾り付けがされているってだけですけどね。とは言え、長女H氏も次女Y氏も大喜びでしたけど。

 クリスマス・ファンタジーを見るのは2年振りです。折角最前列だったから、ビデオでも持ってくればよかったかな?
 娘たちは大喜びで、次女Y氏は音楽に合わせて体を横に揺らして楽しんでいました。メリー・ポピンズと握手して、超はしゃいでいるのがおもしろかったな。

 イベント初日なので、年パスを持っているお友だちもインパしています。携帯メールで連絡を取りながら、落ち合って挨拶したり、ちょっとご一緒したりして。
 夕方になって、長女H氏のお友だちのS氏一家と合流しました。彼女たちも東京に帰ってきていて、みーちゃん氏が誘った模様。でも、これほどの混雑になるとは思っていなくって、随分難儀してる感じ。
 イベント初日は出入りが多いそうで、通常の混雑日と違って入場制限をしません。しかも、記念品欲しさに会社帰りに寄る年パス保持者も多くって、人混みは終日続きました。
 それでも若干空いているアトラクションもあって、彼らと一緒に楽しみました。夕食時には分かれて、今度は Tinkerbell World のウェブマスタや常連さんたちと合流。結局閉園過ぎまでお茶してて、最後にすっかり人がいなくなったクリスマスツリーの下で記念写真を撮ったりして。しかも、遠くて露出アンダーでダメダメだったとは…(苦笑)。

 朝の8時から夜11時までTDLで遊んでふらふらです。しかも、首都高舞浜入り口の渋滞がTDLの駐車場出口まで続いていて、日が改まってやっと渋滞を抜けられたほど…。その後は順調でしたが、昨夜の睡眠も浅かったし、遊び疲れてかなりやばい状態で高速を運転する羽目になってしまいました。トホホ。



2003年11月3日(月) 〜 MFC-5100J

 ブラザー MFC-5100J の生産が終了して、家電量販各店で在庫セール中。関東では先月中頃から、ほとんどのお店が \19,800 という破格値を付けています。
 職場のFAXが調子悪いので、これ幸いと MFC-5100J を購入することにしました。
 ところが、みーちゃん氏の実家近くのお店はどこも完売。他店舗の在庫を確認してもらい、わざわざ取りに行きましたが、その甲斐あった買い物だったと思います。帰宅したら、早速使ってみましょう。

 明日は朝一でTDLへ行ってから直接帰宅します。結構厳しいスケジュールなので、今夜は早寝することにいたしましょう。



2003年11月2日(日) 〜 中華街にて

 横浜中華街はお気に入りで、遠いにもかかわらず結構行きます。今日もお義母さんのリクエストで、急遽横浜中華街へ行きました。
 3連休の中日です。昼過ぎなので環状線は流れていますが、第三京浜の出口から横浜へ入る道は大渋滞。地元ナンバーに着いて裏道を行って、何とか日暮れ前に元町まで辿り着きました。実は元町にUSトイのコレクタブルショップがあって、ついでに物色したかった次第。
 ちなみに、釣果無く、手ぶらでお店を後にしました…。

 中華街では、山下町の公共駐車場に停めています。山下公園の駐車場に比べると料金は若干割高ですが、中華街に隣接している上に一通で入りにくい為か比較的空いています。屋内駐車場で施設自体が新しく、1階には綺麗なトイレもあって、子供連れには何かと便利なのです。
 今日もメインストリートの歩行者天国は人でごった返していましたが、すんなり駐車できました。

 あまりの人混みで新しいお店を開拓する気も失せて、今日もまた四五六菜館本館でお食事。有名店だけあって30分ほど待たされましたが、限定メニューのフカヒレおこげやら伊勢エビのマヨネーズ風味とか、なかなかに美味しかったです。
 そうは言っても、やっぱり焼き餃子ですねぇ〜♪もっちり厚い生地の珍しい焼き餃子は最高!ゴールデンウィークとかにはメニューから消えてしまうので、こういった時にがっつり食べておかなきゃ(笑)。
 でも、名物の豚角煮は最悪でした。作り置きが裏目に出て、いつもの口の中でとろける柔らかさが無くなっていました…。



2003年11月1日(土) 〜 セール

 代官山にあるUS製トイをメインとしているコレクタブルショップが葛西へ引っ越すとのこと。少しでも引っ越し荷物を減らそうと言うのか、全商品20%オフのセールが昨日から行われています。
 そのお店。ティンカーベルには力を入れていて、みーちゃん氏のコレクションもそこから来たものが結構あるんですよね。そんな訳で、居ても立ってもいられなくなった彼女の鶴の一声で急遽上京が決まり、セール初日に行って来ました。

 ティンカーベルワールドの常連さんも注目のセール。もしかしたら開店前から長蛇の列?なぁ〜んてことで、何人かと申し合わせて早めに行ってみたら、なぁ〜んのことはない、ボクらグループしかいないでやんの(笑)。思ったほどにメジャーでは無かったという次第。
 結局、開店前に並んだのはわが家も含めて5組のみ。しかも、4組は知り合いでした…。結局、マイナなんですねぇ。
 それでも、それなりに争奪合戦があったりして、おもしろいものです。わが家はお目当てのものが買えました。セカンドマーケットもの以外の新商品もセール対象になってたのは予想外で、定価で買ったり予約してしまったものが20%オフになっているのを見るのは心臓に悪いですなぁ。

 仕事でセール初日に来られなかったコレクター仲間にちょっとしたイタズラメールをしたら、早退してお店に出掛けたそうでビックリ。しかも、20万円以上の高額品を買ったとのことで、もう卒倒もの…。かける情熱が半端じゃないなぁ。

 コレクタブルショップで買い込んで、ご一緒した女性コレクターお二人と渋谷のディズニーストアを物色してから解散。渋谷駅でお義母さんと長女H氏と落ち合ってから、みーちゃん氏は次女Y氏と一緒に皆で109−2へ。ボクはみーちゃん氏の実家まで戻りました。
 109−2では、長女H氏御用達のKLCへ注文していたジーンズを買いに行った模様。なんでも、ブランケットのプレゼントもあるそうで、ティーンズブランドの戦略にはまってますなぁ。(H氏はアンダーティーンですけどね。)

 親の着てるものより高価な子供服ってのも難ですが、結局は親の趣味な訳で、子供を着せ替え人形にして楽しんでいるに過ぎないのかも知れません。でも、子供にしてみれば、賞賛されることはあっても貶されることは決して無いファッションに身を包むってことは、それなりのプラスがあってもマイナスは無いと思うのです。まぁ、金額ということを意識する年頃になったら、ファッションも自己管理させるべきとも思いますけどね。
 そんな訳で、これもみーちゃん氏の気晴らしとして、ある程度は黙認しています。


 USのDSオンラインで買った商品が日本のDSの店舗で返品できると、DSオンラインのゲストサービスがメールしてきたのは先週中頃のことです。さっきDSへ行ったのですが、とても込み入った話ができる状況ではなかったので、夕方になって電話してみました。
 すると、USの店舗で購入した商品の返品は実施実績があるが、オンラインの商品は初めてなので確認するとの回答。
 暫くして携帯に電話があり、本部に確認するも連休になるため、回答は来週火曜日以降になるとのこと。とは言え、資本が違うため、良い回答は期待しないで欲しいとのことでした。取り敢えず、ちゃんとした回答が出るまで待つことにいたしましょうか。




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